「賃貸でも使える?」ウォールステッカーで楽しむ賃貸インテリア
「最近人気のウォールステッカーに挑戦してみたいけど、賃貸でも大丈夫かな?」
『貼って剥がせる』が売り文句のウォールステッカーは、賃貸住宅でも壁を傷めずに貼って剥がせるのでしょうか?
賃貸ならではの、ウォールステッカーの楽しみ方や注意点をまとめてみました。
この記事の目次
ウォールステッカーは賃貸の壁紙にも貼れる??
ウォールステッカーはビニール素材に柄が印刷された弱粘着性のシールです。
剥がす時に壁紙も一緒に剥がしてしまわないようにや、貼る途中にちょっと曲がってしまったり、気泡が入ったりしてしまったら貼り直しができるように、強い接着力ではなく『弱粘着』というものになっています。
粘着力が強くないので、賃貸の壁紙でも凹凸が少なく水拭きがしやすいような壁紙ですと、きれいに貼って剥がすことができますが、ぽこぽことした模様が入っている凹凸が大きい壁紙や、乾燥が激しい場所、火の気が近い場所、水がかかる場所、湿気や温度差が激しい場所などでは、剥がれてくる可能性はあります。
出典:ダレデキブログ
また、問題なく貼れたとしても、長い期間貼り続けていたり、壁との相性が良くて密着しすぎてしまうと、剥がれにくくなる場合もあります。
剥がれにくい場合は、無理に剥がすと壁紙も一緒に剥がれたり、剥がし始めを爪痕などで傷つけてしまうので、ドライヤーなどで温めながら剥がしましょう。
→ウォールステッカーの貼り方・剥がし方
賃貸でウォールステッカーをキレイに貼るには?
まずは、壁紙との相性をチェックしてみましょう。
壁の隅、床付近など目立たない場所に、セロテープまたはマスキングテープを数センチ程度貼って1~2日様子をみましょう。
1~2日の間にテープが剥がれてしまう、テープを剥がそうとすると壁紙の一部・表面が少しとれた場合は(剥がれにくい場合はドライヤーで温めながら剥がしましょう)、残念ながら壁紙との相性が悪い可能性がありますので、壁紙へウォールステッカーを貼るのは諦めたほうが良さそうです。
残念ながら壁紙にウォールステッカーが貼れないという場合には、ウォールステッカーは窓ガラスなど凹凸の無いフラットな面になら壁紙以外にも貼って楽しめますよ。
「テープが剥がれてこなかったし、きれいに剥がせた!」という場合は、賃貸でも壁紙にウォールステッカーを貼っても大丈夫でしょう。
念のため、購入したウォールステッカーの小さいパーツや余白部分を切り取って、再度壁の目立たないところで貼って剥がしてチェックしてみましょう。
無事貼れるとなっても、まずはいきなり貼りたい気持ちをぐっと押さえ(笑)壁のお掃除からはじめましょう。
貼りたい場所の壁紙を、水拭き&住宅用洗剤でキレイに拭き掃除し、よく乾かしてから貼りましょう。
購入したウォールステッカーのパッケージや、購入サイト、ウォールステッカーブランドのWebサイトの貼り方もよく読んでおくと安心です。
大きいパーツはずれないようにマスキングテープで仮止めしてから、少しずつ貼ると気泡が入らずにキレイに貼れますよ♪
気泡が入ってしまった、曲がってしまった・・と言う場合も、剥がして貼り直せるのがウォールステッカーの強みです!
貼ってから、ちょっと離れて見てみて「バランスが悪かったな」「曲がってたな」と思ったら、剥がして貼り直して調整しましょう。
出典:グノシー
賃貸の壁紙にウォールステッカーが貼れなかったら・・
残念ながら、壁紙との相性が悪く壁にウォールステッカーが貼れなかったという場合は、窓ガラスやドア、システムキッチン、冷蔵庫、洗濯機など凹凸の無いフラットな面のものになら、壁紙じゃなくても賃貸でウォールステッカーを貼って楽しめます♪
出典:愛スマイル
ウォールステッカーはカッターなどで簡単に切れますので、引き出しや扉のサイズにあわせてカットして貼れちゃいます♪
季節や気分で変えて楽しむ、ウォールステッカーでの賃貸インテリア
貼って剥がせるウォールステッカーなら、賃貸でも気分や季節にあわせて壁や窓、ドア等の模様替えができます。
賃貸アパートなどの場合、壁に画鋲の穴やネジ穴を開けるのはNGという場合もあるので、ポスターや額縁などで壁を飾ることが難しかったり、画鋲やネジOKでもモルタル壁など壁紙の後ろに柱や梁がないので画鋲やネジがすぐ抜けてしまうということもあります。
出典:NewLifeJP
ウォールステッカーなら、画鋲もネジも不要で壁紙を傷つける心配はありません。
大きな絵画やポスターなら高額ですが、ウォールステッカーならお値段もリーズナブル!
壁一面に貼れるような大きなサイズもお手頃価格で買えて、お部屋の雰囲気をガラッと変えることができちゃいます。
お手頃価格で貼って剥がせるので、季節に合わせた模様替えにも、おすすめです。
春は梅や桜などのお花、夏は爽やかな色やデザイン、秋は木のシルエット、冬は雪の結晶やクリスマスのデザインなど季節やイベントでの貼り替えや、ホームパーティーなどの一時的な装飾にも素敵ですよ☆
季節での貼り替えの際は、数回であれば繰り返しまた貼って使うことが可能ですので、裏紙や保存袋・保存箱などを保管しておくのがオススメです。
ウォールステッカーの『貼って剥がせる』は基本的に、壁を傷つけにくいということや曲がったり気泡が入った場合の貼り直しを想定している場合が多く、何度も貼って剥がしてを繰り返すと粘着力が弱まり剥がれやすくなってしまいます。
出典:マット&ラグファクトリー
ウォールステッカーの品質や、壁紙の材質や環境によっては、貼って剥がすことでの粘着力の弱まりが早い場合もあります。
粘着力が落ちて、壁紙に貼りつかなくなってしまったら、諦めてまた新しいデザインに買い替えてしまいましょう。
長期間ウォールステッカーを貼りっぱなしにしていると、壁紙に密着して剥がれにくくなったり、日光がよく当たる場所だと日焼けして貼った場所と貼っていない場所で壁紙の色が変わってしまう場合もあります。
喫煙者がいる家庭ではヤニ汚れ、キッチンの近くなら油汚れで跡がついてしまうことも・・。
このような心配を避けるためにも、季節でとまではいかなくても、大掃除のなどの際に壁を拭いたりも兼ねて、ウォールステッカーを貼り換えて壁紙をチェックするのも賃貸で安心してウォールステッカーを楽しむためにも大切ですね。
また、逆に、古い賃貸や長く住んでいる賃貸で、落ちない汚れや壁の傷を隠すのに、あえてその上からウォールステッカーを貼るというのもおすすめですよ!
出典:専業主婦mammyの日記
まとめ
いかがでしたか?賃貸でウォールステッカーを楽しむための注意点などをまとめてみました。
万が一、壁紙の一部を剥がしてしまったり傷つけてしまった場合を考えて、不動産屋さん、管理会社、大家さんなどに、修繕費を確認しておくこともおすすめします。
しかし壁紙の場合は、退去時の修繕費用もそんなに高額じゃなかったり、住んでいる年数での劣化を考えると意外と少額だったり、退去時には貼り換えが決まっていたりする場合もあります。
もしも壁紙を傷つけてしまっても退去時に修繕費を払えばいいことですし、長く住んでいたり、しばらく引っ越す予定が無ければ、住んでいるうちの壁の汚れや傷はしょうがないものと割り切って、思い切って賃貸でも堂々とウォールステッカーを楽しんでしまうというのも考え方の一つではないでしょうか?